☆読書感想 米中激突 戦争か取引か

著 陳破空 訳 山田智美

☆読書感想 10戦9勝の数字の使い方

著 深沢真太郎 教育コンサルタント 2016 題名から見ると数字に関する図書であることはわかるが、実際には論理思考に関する能力について説いた一冊であった。 ビジネスにおいて、論理思考とは非常に重要なスキルである。 これは相手に対する説明の納得をさせ…

☆読書感想 戦略の本質

著 野中郁次郎 他5名 戦史研究家 2008 失敗の本質の姉妹編。 こちらは国内の作戦はなく、海外メイン。 逆転や目的が果たせなかった戦争を扱っていた。 それは ・毛沢東 紅軍 反国民党戦線 ・朝鮮戦争 ・バトルオブブリテン ・スターリングラードの戦い ・第4…

☆読書感想 闇ウェブ

著 セキュリティ集団スプラウト(株式会社スプラウト) 2016 タイトルはヤミではなく、ダークと呼ぶ。 所謂ダークウェブに関しての一大事件や現状を綴った一冊。 この本を読んで私は初めて、ダークウェブで闇サイトを起こし、終身刑を受けた人間がいることを知…

☆読書感想 ユーチューバーが消滅する未来

著 岡田斗司夫 社会評論家 2018 著者はアニメ制作会社ガイナックスの創業家。 コンテンツ周辺における未来予測や現状議論を行なった一冊。 題名からするとYOUTUBER批判の作品に見えるが、実際は的確にいろんな事項を考察している。 まず、この本における予測…

☆読書感想 結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか?

著 板越ジョージ NY起業家 2013 日本のコンテンツ産業の人気や収支に関する状況を記した一冊。 著者は長年にわたり、日本のアニメやビデオをアメリカにて販売する企業を営んできた方で、日本の版権ビジネスについて、鋭い視点を持っていた。 ビジネスを展開…

☆読書感想 リアル人生ゲーム完全攻略本

著 架神恭介 他一名 作家 2017 登場人物を神に見立て、この世界に対する考え方を皮肉的に捉え、綴った一冊。 なかなか面白い解釈の本だった。 総じて言えば、人生とは正しくクソゲーということである。間違いなく。 まず、人生における目的とはなんなのか? …

☆読書感想 さいはての中国

著 安田峰俊 ルポライター 2018 見目麗しい外見の中国の中で、時に醜く、汚い内面を変わり種として紹介する一冊。 最近読んだ中国に関する図書は「チャイナ・イノベーション」という野村総研の中国人が書いた本だった。 あの本では正しく絶好調の中国企業を…

☆読書感想 失敗の本質

著 戸部良一 他5名共著 戦史研究家 1991 (左記は文庫版。原典は1984) 大東亜戦争をメインとした日本軍の失敗をまとめ綴った一冊。 分析した戦闘は ・ノモンハン事件 ・ミッドウェー海戦 ・ガダルカナル陸戦 ・インパール作戦 ・レイテ沖海戦 ・沖縄戦 以上の…

☆読書感想 カラーでよみがえる日本軍の戦い

著 日本戦士研究会 2018 大東亜戦争における日本軍の歴史をカラー復元をした写真で紹介する一冊。 私は今まで大東亜戦争と太平洋戦争と2種類の呼び方があることに疑問を抱いていた。 どちらかというと後者の言葉を使っていた。 それは多分授業や教科書の中で…

☆読書感想 なんでその価格で売れちゃうの?

著 永井高尚 マーケティングコンサルタント 2018 マーケティングにおける価格戦略についてまとめた一冊。 価格を下げるという行為は身を切る思いで行うべきことらしい。 物の値段というのは競争が激しい業界ほど、下がってしまう。 例えば、牛丼などは並み盛…

☆読書感想 雑談力

著 百田直樹 小説家 2016 「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」で有名な元放送作家、現小説家の一冊。 著者はこの本の中で様々なネタ話をしてくれている。 どれも面白い内容なのだが、面白いと感じるのはそうさせる技法を用いているからだと言う。 本のテーマ…

☆読書感想 現代語訳 論語と算盤

著 渋沢栄一 江戸-大正時代 実業家 訳 守屋淳 中国古典研究家 東京証券取引所、第一国立銀行、王子製紙、日本製紙、サッポロビール、太平洋セメント、東急電鉄、東京海上火災保険など現在も続く主要企業や組織の設立に関わった日本を代表する実業家の一冊。 …

☆読書感想 インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで

著 岡田尊司 クリニック院長 2014 インターネット・ゲームに関する研究や将来を紹介した本。 本を手に取った時には気づかなかったが、著者は以前読んだ「生きるのが面倒くさい人」を執筆した方。 結論から言えば、インターネット・ゲーム、すなわちオンライ…

☆読書感想 ZERO to ONE

著 ピーター・ティール PayPal共同創業者、投資家 2014 PayPalマフィアと呼ばれる、創業当時のボスの書。現在はベンチャーキャピタル投資家。 この本のテーマは題名通り、以下にして0を1にするかということである。 それは世界中で誰も発見していない世界の…

☆読書感想 TYPE-MOONの軌跡

著 坂上秋成 文芸批評家 2017 TYPE-MOONの同人時代からの発売してきた作品群に対する批評とその成長について語った一冊。 TYPE-MOONといえば、18禁ノベルゲームから始まったFateシリーズで有名である。 中学生時代の同級生、奈須きのこと武内崇というシナリ…

☆読書感想 MaaS モビリティ革命

著 日高洋祐 他3名 モビリティアナリスト 2018 MaaSとはフィンランド発の論文における概念で、mobility as a service の略。 この論文内で、モビリティオペレーター(或いはMaaSオペレーター)=全ての交通機関を連結させたサービスを提供する事業者が存在する…

☆読書感想 IT業界の働き方改革

著 高瀬俊誠 it人材会社社長 2018 it業界の腐った土壌と今後日本が進むべき、IT業界の在り方について述べている。 まず、わかりきったことだが、IT業界での客先常駐は本来あるべき派遣方法ではない。 日本ではSES(システムエンジニアリングサービス)という呼…

☆読書感想 チャイナ・イノベーション

著 李智慧 LI ZHIHUI 野村総研 コンサルタント 2018 中国の主要企業の変遷と歴史、そして中国当局の目論見に対し、翻って日本の状況を辛辣に示している。 この本を読むまで、自分の中では、例えばファーウェイやシャオミ、OPPOといったスマホ生産企業が中国…

☆読書感想 人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊

著 井上智洋 駒大准教授 2016 AIの発達に伴う経済および雇用に関する影響を2045年のシンギュラリティまでにわたって考察した一冊。 まず、この著者はaiの発達により、現在の中流階級の雇用が消え失せると示した。 これは中流階級に属する事務労働がなくなり…

☆読書感想 生きるのが面倒くさい人

著 岡田尊司 自クリニック院長 2016 著者の大学時代の自堕落な生活からさまざまな精神的疾患の症例と回復、また回避性パーソナリティに関してまとめられた一冊。 回避性パーソナリティとは、 社会的抑制、不全感、および否定的評価に対する過敏性の広範な様…

☆読書感想 世界の一流36人「仕事の基本」

著 戸塚隆将 人材開発会社社長 2017 著名な作家、創業者、スポーツマンなどの流儀をまとめた図書。 2日前に読んだが、今書こうとしても内容が思い出せなかった。 やはり、短編集の形だと記憶の定着が薄くなる。 テーマがぶれているからだろうか? これからは…

☆読書感想 考える訓練

著 伊藤真 法学系私塾塾長 弁護士 2015 弁護士かつ、司法試験塾長の思考を著した本。 この本で共感を得られたのは、著者が塾生に合格ではなく、合格後を考えろと述べていた部分だ。 また、合格も不合格も等価値だとも言っている。 自分もつくづくそう感じる…

☆読書感想 たった1日で声まで良くなる話し方の教科書

著 魚住りえ アナウンサー 2015 少し前に買っておいて読んでいなかった積み本を崩したので、感想を述べる。 この本では、声による表現で聞き手の感じ方が変わると述べている。 それは4つの領域にわかれていて、声の高低と遅速によって分類される。 高くて早…

やりたい仕事ってなんなのだろうか

人生はよく旅に例えられる。 「今から自由に時間を使って旅行に出かけてください」 すると誰だって自分の行きたい場所で食べたいものを食べ、見たいものを見て、自分の時間を過ごす。 誰も行きたくない場所で、まずいものを食べ、嫌なものを見て、誰かに指示…

☆読書感想 世界基準の働き方

著 高岡浩三 ネスレ日本社長 2017 様々なビジネス媒体でネスレの成功は取り上げられている。 その先頭に立つ人の考えがまとめられている。 まずキットカット。 アラサーの私には、普段口にすることはないが、本に書かれていた通り、受験シーズンに食べたこと…

職種と集中型の向き不向き

会社の職種として、大雑把に ・営業 ・技術 ・事務 がある ここでそれぞれの仕事の内容に注目してみたい。 「営業」 ・販売する資料または物を用意する ・販売先にアポイントメントを取る ・移動する (向かう) ・話をして物を買ってもらう ・移動する (帰る)…

会社とはマラソンでなくサッカーである

本を読んでいて、思ったこと。 前から感じてはいたが、今ちょっと考えがまとまった。 ここで言いたいのはつまり、ゴールに向かって個人個人がバラバラに進むのではなく、チームとして進めということだ。 サッカーはこの表現として、非常に適している。 社員…

生産性の向上は誰だってできる

もう会社を辞めてからかなりの時間が経った。 先日、住民税を支払ってきたが、なんと¥120,000だ。 会社に入っていると会社が支払っているから知らない人間の方が多いだろうが、自営業にとっては大きな痛手だろう。 また、国民年金が¥16,000、国民健康保険が¥…

☆読書感想 最高の働きがいの創り方

著 三村真宗 外資系ITベンダー社長 2018 コンカーというSAP子会社の日本法人社長が書いた本。 本の中でよくプレゼンで見る図形式のビジョンが出てきたが、多分これは著者の経験上、その方がわかりやすいと思ってのことだろう。 これはコンサルタント系の会社…